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転職・就職ガイド「履歴書・志望動機の書き方」

新卒歯科衛生士のための履歴書マニュアル!志望動機例文も

2022.7.14

見学で気になる医院が見つかったら、いよいよ応募!
履歴書は、あなたのやる気や人柄をアピールするための大切な手段です。
正しい書き方を身につけて、院長先生や先輩に良い印象を残しましょう!

書き始める前に…

まず注意点を押さえよう

・時間に余裕を持つ
焦って書くとミスに気付かないこともあります。遅くとも、提出の前日には書き上げるようにしましょう。

・訂正は厳禁!
二重線や修正ペンでの訂正はNG。誤字脱字があった場合は、新しい用紙に一から書き直しましょう。初めに見本を作っておいて、それを見ながら書くと間違いを防げます。

・空欄をつくらない
空欄は「記入漏れ」とみなされてしまうため、書くことがない場合も、必ず「特になし」と記入しましょう。

・正式名称で書く
「DH」などの略記は避けた方がベター。「歯科衛生士」と正式名称で書きましょう。

・とにかく読みやすく!
雑な字で書くのはもちろん、くずし字も履歴書には不適切。上手でなくても、丁寧さを大切にしましょう。また文字を小さく書きすぎたり、枠からはみ出たりするのもNG。バランスを考え、枠にきっちり収まるようにしましょう。

手書きとパソコンどちらが有利?

●効率重視、とにかくキレイに書きたい→パソコンがオススメ

いくらでも書き直しでき、また短時間で作成できるのがパソコンで作成する最大のメリット。文字に自信がない方、効率重視の方に向いています。

●熱意や丁寧さをアピールしたい→手書きがオススメ

手書きは手間こそかかりますが、人柄が伝わりやすいのも事実。文字の美しさに自信がある方、自分の熱意を文字に込めたい方に向いています。

 

医院から履歴書の形式が指定された場合はそれに従いますが、そうでない場合は自分に合った方法を選んで問題ありません。
ただ、医院によっては「履歴書は手書きが良い」というところも見られるため、
迷ったときは手書きを選ぶのがベターです。

準備するもの

・履歴書
・黒ボールペン(消せるボールペンはNG!)
・証明写真
・のり
・クリアファイル
・封筒(郵送時)
・印鑑(履歴書フォーマットによる)

履歴書のフォーマットは、特に指定がなければ自由。新卒の場合は職歴欄が大きすぎず、志望動機をしっかり書けるものを選ぶのが良いでしょう。

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基本情報欄の書き方

日付、氏名、生年月日

・日付
面接時に履歴書を持参する場合は面接日、郵送する場合は投函日を記入します。「書いた日」ではないので注意!

・氏名
姓と名の間にスペースを空けましょう。
履歴書のフォーマットが「ふりがな」の場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナで読み仮名を書きます。

・生年月日
履歴書全体で「西暦」「和暦」いずれかに統一しましょう。

住所

都道府県からマンション・アパート名まで省略せずに書きましょう
また町名以降は「○丁目○番○号」「○丁目○番地」と記入します。

連絡先

自宅に固定電話がない場合は、携帯電話の番号のみでOK。
メールアドレスは頻繁にチェックできるものを記入しましょう。

メールアドレスは、名前や誕生日などが入ったシンプルなものがベスト。
趣味が前面に押し出されたものや、複雑な文字列が入ったものは仕事の場にそぐわず、良い印象を与えません。普段使っているアドレスが適さない場合は、これを機にフリーメールで新しいアドレスを作るのもオススメです。

証明写真

3ヶ月以内に撮影した写真で、履歴書のフォーマットに合わせたサイズのものを用意します。万が一剥がれても分かるように、写真の裏に名前と学校名を記入。のりを使い、枠からズレないようキレイに貼りましょう。

自分で撮影した写真は避けるのがベター。時間と費用はかかりますが、写真館やスタジオで撮影することをオススメします。プロから表情や髪型のアドバイスをもらいながら撮影でき、またデータをもらえばいつでもプリントできるため便利です。

撮影時の服装はスーツが基本。シャツは第一ボタンまでしっかり留め、乱れがないようにしましょう。髪もスッキリとまとめ、前髪が目にかからないように注意。歯を見せない程度ににっこりと笑顔をつくりましょう。

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学歴・職歴欄の書き方

学歴

1行目に「学歴」と書き、中学校卒業から記入します。
入学・卒業年度を間違えないよう、早見表を用意しておくのがオススメです。

学校名は「○○県立」「学校法人」、学科やコースなども忘れないように注意。「高校」も「高等学校」と省略せず書きましょう。

書き終わったら、最後に「以上」と記入します。

職歴

一度就職してから歯科衛生士を目指したという方は、学歴の後に「職歴」を書きましょう。

すでに退職した職場の場合は「一身上の都合により退職」、現在も続けている場合は「現在に至る」と書き、最後に「以上」で締めます。

免許・資格欄の書き方

免許→資格の順に記載します。こちらも省略せず、正式名称で書きましょう。

新卒の場合は、最後に「歯科衛生士免許 取得見込み」と書きます。

趣味・特技欄の書き方

エピソードも添える

趣味・特技欄は自分の人となりをアピールし、「○○が好きな人、得意な人」と院長先生や採用担当者に印象づけるチャンス!

単に「バドミントン」「料理」と書くのではなく、それにまつわるエピソードも添えるのがオススメです。

「中学時代の部活から始め、今でも地域のサークルに参加して続けている」のような内容であれば、一つのことを継続できる力やアクティブさをアピールすることもできます。

趣味や特技が分からない場合

「趣味も特技も思いつかない…」という方も、決してハードル高く考える必要はありません。人に自慢できるようなことでなくても、日常生活の中で「好き」「得意」を見つけてみましょう

例えば趣味であれば「散歩」「掃除」「筋トレ」、特技であれば「人を褒める」「悩み相談に乗る」「ノートをキレイにまとめる」などでもOK。

思いつかないからといって嘘を書いたり、“盛って”書いたりすることはやめましょう。

また、たとえ本当のことであっても、「お酒」「ギャンブル」や、政治・宗教に関するものは良く受け取られない可能性があるため避けるのがベターです。

志望動機の書き方

志望動機は履歴書のメイン

あなたの意欲、医院への想いは志望動機にすべて込められるといっても過言ではありません。

「どの医院でも同じことを言っていそうだな」「当院でなければいけない理由はなさそうだな」と思われないよう、中身のある文章を書きましょう。

まず「自分が何をしたいのか」を考える

医院は、あなたが「医院理念や求める人物像に合う人なのか」を見ています。

そのため、まずは「歯科衛生士としてどんな仕事をしていきたいのか、なぜそう思ったのか」をはっきりさせ、それが志望医院の方針にどう合致するのかを考えてみましょう。

例:「実習で重度歯周病の方が改善したのを見て、歯周病治療を究めたいと思った。SRPだけでなく、生活習慣や食事指導までできるようになりたい」

「患者さんへ的確なアドバイスをするには、いろんな分野の知識が必要。予防はもちろん、矯正やインプラントの知識も身につけたい」

「なぜその医院が良いのか」を考える

「自分のしたいこと」を踏まえて考えれば、「なぜその医院を志望するのか」も自ずと言葉になるはず。
その医院の何が魅力的だったのか、その医院で何を実現したいのかを具体的に考えてみましょう。

例:「歯科衛生士が治療計画立案から関わっていると聞いて、主体的に診療へ取り組みたい自分にピッタリだと思った。患者さん一人に60分のチェアタイムを取っており、しっかりコミュニケーションを取れるのも魅力的だった」

「さまざまな診療メニューを用意しており、さらに口腔状態に合わせて複数の治療方法を組み合わせていることに魅力を感じた。先輩が毎週オペのアシストに入っていると聞いて、歯科衛生士の役割も幅広いと思った」

文章にまとめる

これまで考えてきたことを組み合わせ、文章を作ります。
あまりに短いと意欲を疑われてしまうため、記入欄の7割以上が埋まるようにしましょう。

例:
「臨床実習中に、歯科衛生士による処置で重度歯周病の患者様がみるみる改善していったのを見て、歯周病治療を究めたいと思うようになりました。SRPの技術を磨くだけでなく、生活習慣・食事指導の知識も身につけ、根本的な口腔改善に貢献したいと考えています。

先日貴院を見学した際、歯科衛生士の皆さんが歯周病の治療計画立案から関わっていることに感銘を受けました。また患者様一人に60分のチェアタイムを確保し、じっくりとコミュニケーションを取る方針からも、私が理想とする診療を実現できると考えました。
入職後は先輩方のように主体的に仕事へ取り組み、患者様にとって最善の診療を提供していきたいと思います。」

 

「歯科医療を学ぶにつれ、患者様へ的確なアドバイスをするためには、予防だけでなくさまざまな分野の知識が必要だと考えるようになりました。インプラントや矯正など自費診療も深く学び、どんな質問にもすぐに答えられる歯科衛生士になりたいと思っています。
貴院は幅広い症例に対応されているのに加え、患者様の口腔状態に合わせて複数の治療方法を取り入れられています。また歯科衛生士が毎週オペのアシストを担当できると伺い、ぜひ私も総合的な診療に携わりたいと考えました。
入職後は勤務外にも勉強の時間を設け、一日でも早く貴院と患者様に貢献できるよう努めてまいります。」

志望動機の例文はこちらもチェック!

診療内容・状況で攻略 歯科衛生士の志望動機例文集

医院見学をしたから書ける 新卒歯科衛生士の志望動機例文集

素直すぎる志望動機に注意

お給料が高いこと、休みがたくさんあることに惹かれて応募することもあると思いますが、それを志望動機に書くのはNG!

「仕事への意欲はないのか」「待遇が良い医院があればすぐに転職しそう」という印象を与え、医院にマッチしない人材だとみなされてしまいます。

「家から近い」「彼氏が東京にいるから上京したい」なども、「その医院だから」という理由にはならないのでやめましょう。

また新卒の方にありがちなのが「教えてもらえると思ったから」という志望動機です。
もちろん新卒はスキルが未熟で当たり前ですし、「学びたい、成長したい」という気持ちがあるのは良いこと。

でもあまりに受け身だと「自分で頑張るつもりはないのかな」と思われてしまうので注意が必要です。
教育体制を志望動機にしたい場合は、例のように自ら学ぶ姿勢を見せましょう

例:
「新人だからといって、自信のないまま診療に臨むのは患者様に失礼だと考えています。貴院では入職後は半年の研修期間を設けていると伺い、胸を張って質の高い技術を提供できると感じました」

「なるべく早く歯周病の認定資格を取りたいと思っているため、学会専門医が在籍されていること、資格取得支援制度があることに惹かれました」

本人希望欄の書き方

簡潔に分かりやすく

本人希望欄は、入職するにあたってどうしても必要なことがある場合に記入する欄です。
ただ、特に希望がないからといって空欄のままにするのはNG
「貴院の規定に従います」と記入するのが基本です。

もし育児や体調による事情で勤務時間・勤務地に制限がある場合は、理由も含めて簡潔に記載しましょう。

例:
「子どもの保育園送迎のため、9時~17時の勤務を希望いたします」
「通院のため、月に1回は午前にお休みをいただきます」
「同居する母の介護を行っているため、勤務医院は○○を希望いたします」

本人希望欄に書いてはいけないこと

本人希望欄はあくまで「やむを得ない事情」について書くところ。
「遊びたいから土日休みがいい」「都心に憧れているから渋谷で働きたい」など、単なる希望を書かないように気をつけましょう。
また特に新卒の場合は、給与や福利厚生に関する希望を書くと自分本位にとらえられるため避けましょう。

しっかり見直し!

履歴書を書き終えたら、必ず見直しをしましょう!
誤字脱字はもちろん、空欄になっているところがないかもしっかり確認します。

添え状を作る

 

履歴書を郵送する際は必ず「添え状」を作り、クリアファイルに入れて封筒へ

面接時に持参する場合は、添え状は必要ありません。履歴書がカバンの中で折れ曲がらないように気をつけてくださいね。

まとめ

履歴書の内容や書き方で、医院からの印象は大きく変わるもの。
「意欲を見せる」「誠実さを表す」ことを念頭に、あなたの魅力を最大限アピールしてくださいね。

 

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