
【クオキャリアの学校訪問】慈恵歯科医療ファッション専門学校/口の健康の大切さをたくさんの人に伝えたい
*こちらは、2021年12月発行「就活BOOKクオキャリア冬号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は取材時のものとなります。
歯科衛生士教員のキャリアインタビュー
目次
先生紹介
歯科衛生士学科 教員 田近みよ子先生
旅行が大好き。
子どもが小さい頃は家族でさまざまなテーマパークを巡り、今は夫婦で温泉旅行を楽しんでいる。
目標は日本全国の温泉を制覇すること。
今の積み重ねが想像以上の未来を拓く
口の健康の大切さをたくさんの人に伝えたい
子どもの頃は虫歯がとても多く、毎週のように歯医者通い。
そのなかでひときわ処置がうまくて優しい歯科衛生士に憧れたのが、この職を目指した原点です。
専門学校に入学して、新しいことを知るのが楽しくて。
口腔ケアの大切さも身に染みて感じていたので、家族に正しい歯磨き方法を喜々として教えていたほどです。
卒業後は、地域に根差した診療所に入職しました。
メンテナンスに通い続ける患者さんも多く、基本的な予防業務の経験をたくさん積めたのは大きな収穫でした。
その後、育児によるブランクを経て市の保健センターに再就職。
子育て相談で自分がお世話になったので、私のように困っている人の役に立ちたいと思ったからです。でも最初は、大勢の前で話すのが苦手で…。
しかも市民から見れば、私は市を代表する歯科衛生士。間違ったことを伝えるわけにはいかないと、エビデンスに基づいた正しい知識の習得に必死で取り組みました。
小さなステップアップを重ねて創った
かけがえのないキャリア
だんだんと人前で話すのが楽しくなり、もっとやりたいと思うように。さらに若い世代の育成にも関心を持ち始め、当校で教職に就きました。
保健センターでの仕事は一期一会で終わることが多かったのに対し学生とは3年間の付き合いとなるので、また違った責任があります。
でも長く関わるという点では、臨床と似ていますね。そう考えると、今までの経験はすべてつながっているんだなと感じます。
私はこれまで、目標を明確に決めて突き進んできたわけではありません。
その都度必要なこと、求められることに挑戦してきた結果、学生のときにはまったく想像できなかった仕事をしています。
だから皆さんも今は10年後、20年後の自分を描けなくても大丈夫。
「あれってどうなんだろう」「これやってみたい」と意欲を持って目の前の仕事に取り組んでいけば、いつかきっと想像以上の景色が見られると思います。
学校情報
学校法人 さくら学園
慈恵歯科医療ファッション専門学校[愛知県安城市]
超高齢社会に対応したカリキュラムを提供し、これからの時代に求められる人材を育成している。
少人数制で教員と学生の距離が近く、担任だけでなく教員全員で学生を見守っているのが特徴。
★学校ホームページ→https://jikei.sakura-g.ac.jp/
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