インプラント・口腔外科における衛生士業務の特徴|歯科業界転職・就職ガイド

診療分野別衛生士業務の特徴[インプラント・口腔外科]

モチベータ―としての役も求められるインプラントの衛生士

インプラント治療における衛生士の仕事は技術的に特段難しくなるわけではありません。ただし、患者がプラークコントロールを怠ると、取り返しがつかなくなることもありますので、患者の意識向上のための働きかけも重要な役割となります。「1本インプラントを入れるからには、今後1本も歯を失わない覚悟」を患者に持ってもらうことが大切です。
インプラント術後の患者は、3〜6ヵ月に1回くらいのペースでメンテナンスに訪れることになります。ですので、一人ひとりの患者の気持ちに寄り添い、期間が空いたとしてもメンテナンスへのモチベーションを保ち続けてもらえるようにコミュニケーションを図っていくことも衛生士に求められる役割です。患者が定期的に医院に足を向ける気になるよう、細やかで行き届いたフォローを行うことが大切となります。

患者様の緊張を和らげることも求められる口腔外科

口腔外科には、喉にしこりがあって物を飲み込みづらい、舌足らずで舌が前に出ないなどといった悩みを持った方々が来院します。外科的処置・腫瘍の摘出など「専門の医師が設備の整った環境で施術すること」が必要となるケースもあるため、他院からの紹介の患者を多く迎えることになる職場も少なくありません。他の科目に比べて患者が抱える不安が大きいため、それを和らげることが衛生士の重要な役割となることもあります。メインの仕事となる手術補助では、多様な症例に対応する必要があるため、成長に対して貪欲な人に向いている分野と言えるでしょう。