矯正歯科における衛生士業務の特徴 | 歯科業界転職・就職ガイド

診療分野別衛生士業務の特徴[矯正歯科]

矯正歯科に衛生士は欠かせない存在

矯正歯科とは、乱れた歯並びや不正な咬み合わせを、自分の歯を生かしたまま正していく治療です。「見た目を美しくするもの」という審美的観点で捉えられることも多いですが、歯周病を予防したり、顔のゆがみや発音の改善など、さまざまな効果が期待されます。
治療期間は半年から3年。症状によって差はあるものの、長期的な通院が必要となります。その間の検査やメンテナンスのほとんどを衛生士が担当するため、役割の重要性は高いと言えます。

患者との二人三脚で長期治療を乗り切る

矯正歯科の患者は、歯に対する知識が豊富で美意識も高く、繊細な要望を持っていることが多いのが特徴です。そのため、診療にあたっては歯科全般の深い知識が必要となります。
また、治療期間が長いため、患者の負担や不安も大きくなりがちです。不自由な思いを強いられる患者の気持ちをくみ取り、完治へ向けて前向きな生活が送れるよう配慮することが不可欠です。根気強く治療に当たれる衛生士こそが、患者と大きな喜びを分かち合えるでしょう。

誰でも最初はゼロからのスタート

衛生士学校では、矯正について勉強する時間が少ないため、新卒で矯正歯科に就職することに不安を感じる人も多いようです。しかしながら、矯正の技術・知識を臨床で身に付けて成長してきた先輩たちがいる医院も多くあります。その場合、コミュニケーションを取ろうというしっかりとした思いがあれば、周りのメンバーがサポートしてくれるでしょう。患者と衛生士、そしてスタッフ同士が、深く関わり合いながら仕事に取り組める分野が矯正歯科だとも言えます。