
読者のみなさま、こんにちは!
お久しぶりです。暖かくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで無事5年生に進級することができました!ありがとうございます。
さて、先日、国立科学博物館にて開催されている「古代DNA展」へ行ってきたのでご紹介したいと思います。

私は古代の生き物や人間がどのように生き抜き、今の私たちに繋がっているのかにとても興味があります。
今回の展覧会のテーマはまさに、「我々日本人のルーツを辿る」ということだったため胸が踊りました。
ご存知のとおり日本は縄文からはじまり、弥生、古墳…と繋がり令和があります。
我々の祖先の顔面骨格に注目すると、生きていた時代、またどこの国からやってきた人かによって少しずつ骨格の形態が変わっていくようすが分かりました。
ここでも、やはり私が特に気になるのは歯でした。
歯から彼らの食生活が分かり、歯のDNAから彼らの顔貌や髪質、血液型が分かるそうです。
確かに講義でエナメル質に含まれるアメロゲニン遺伝子からX染色体、Y染色体を検出し性別判定が可能だとは習いましたが、肌の質や髪の色、硬さまで再現できるとは驚きました。
何万年も前に埋葬された人であってもこうして歯はのこります。時を経て私たちに暮らしを伝え、訴えかけるようすに感動しました。


私の大学では1年次に人類学がありました。過去の積み重ねがあるから今がある、この考えは様々なことに応用できると考えます。
私たちが今をより大切に生き、如何に次の世代へ伝えていくかを改めて考えるきっかけになるのではないでしょうか。
気になる方は是非、足を運んでみてください!