
毎朝スピーチがある!? 関西・中国・四国・九州の大学臨床研修施設をレビュー
【歯科医師臨床研修マッチングプログラム】先輩歯科医師の大学臨床研修施設“本気”レビュー #3 会員限定そろそろ研修先を考え始めなきゃいけないけど、情報を得るのが難しい…。
自分の大学で研修したいけど、本当にそれでいいのかな…。
そんな悩みを抱える歯学部生の皆さんのため、先輩歯科医師が自分の研修施設を徹底レビュー!
「どれくらい患者さんを診療した?」「働きやすい環境だった?」「実際、後輩にオススメする?」など、研修の感想を正直に教えてもらいました。
第3回は「関西・中国・四国・九州」にある大学研修施設をピックアップ。マッチングの準備をしたい5年生はもちろん、低学年の皆さんもぜひ参考にしてください!
「北海道・東北・中部」の研修施設レビューはこちら
「関東」の研修施設レビューはこちら
第3回でレビューした大学
大阪大学
大阪歯科大学
岡山大学
広島大学
徳島大学
九州大学
九州歯科大学
鹿児島大学
長崎大学
福岡歯科大学
治療は経験できる? 研修内容についてレビュー
Q. 研修で回った科と、カリキュラムを教えてください
<大阪大学歯学部附属病院>
●麻酔科・外科/一般歯科、麻酔科研修を行った(2020年卒)●口腔補綴科/所属診療科でのアシストや診療、年間に2日間の麻酔ローテ、5日間の医学部の口腔外科診療、1週間の外科ローテ、受付業務の仕事(2023年卒)●小児歯科/週2回は小児歯科、週3回は総合診療科で研修した(2021年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
●歯周病科/半年は大学病院、半年は開業医で研修(2023年卒)●総合診療科/1年間附属病院で一般診療から外科まで総合的に研修するカリキュラムです(2023年卒)
<岡山大学病院>
●口腔外科など/8ヶ月で20人弱の患者さんを配当、そのほか専門科を回った(2023年卒)●総合歯科・歯周科・インプラント科・口腔外科・矯正科・麻酔科・小児歯科/週3回は総合歯科で自験、週1回は保存系、週1回は補綴系。また口腔外科、矯正科、麻酔科などを決められた日に回っていく(2023年卒)●口腔外科・歯科麻酔科・矯正歯科・障害者歯科/まず模型実習をして、できるようになったら診療を行う(2023年卒)
<広島大学病院>
●口腔総合診療科・保存診療科・小児歯科・咬合義歯診療科/3ヶ月を3クールと2ヶ月を1クールでローテする。それぞれローテする科は自身で自由に選択できる(2023年卒)●外科・補綴科・口腔総合診療科/4期制でそれぞれが行きたいと思う科を4つ選択して、そこの科を重点的に回る(2023年卒)
<徳島大学病院>
●放射線科・麻酔科/総合診療科と麻酔科を1年間で回るコースだった(2023年卒)●総合診療/持ち患者さんの診療と実習、セミナーを受ける(2023年卒)
<九州大学病院>
●総合診療科など/総合診療科が主で、他科研修や約1週間の他院研修がある(2023年卒)●口腔総合診療科・口腔外科・全身管理歯科・矯正歯科・小児歯科/主に口腔総合診療科で自分の担当患者さんの診療をし、約2週間〜1ヶ月間ずつ口腔外科、全身管理歯科、矯正歯科、小児歯科を回る(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
●保存治療科・総合診療科/7ヶ月間は附属病院勤務、5ヶ月間は開業医に出向(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
●外科・矯正科・義歯インプラント科/メインの診療科を3つ選んでローテーションする(2023年卒)●保存科・義歯インプラント科・顎顔面外科/保存系、補綴系、外科系で希望する科を選び研修する(2023年卒)
<長崎大学病院>
●小児歯科/4月はオリエンテーション、3ヶ月は全身管理(麻酔か外科)、3ヶ月は専門研修(希望した診療科)、6ヶ月は一般診療(2022年卒)●総合診療科・口腔外科/最初の1ヶ月は模型を使った基本的な研修があり、それが終わり次第患者さんの診療が始まる(2023年卒)●総合診療科/15人の患者さんを持ち、治療計画を立てて指導医とディスカッション(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
●補綴科/前期は大学病院で研修、後期は院外研修(2020年卒)
Q. 主に指導を受けた先生は? また、特にどんなことを学びましたか?
<大阪大学歯学部附属病院>
●大学院卒後1年、20代後半の女性歯科医師/患者さんへの対応(2021年卒)●歯科医師10年目以内、20代後半から30代前半の男性歯科医師/診療の手技、技工の方法(2023年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
●30代前半から後半の男性歯科医師/患者さんとの接し方(2023年卒)●50代〜60代の男性・女性歯科医師/臨床の手技(2023年卒)
<岡山大学病院>
●歯科医師30年以上の補綴専門医の先生/大学病院だからこそ患者さんとの会話を大切にすること(2023年卒)●50代の歯科医師/診療内容のディスカッション(2023年卒)
<広島大学病院>
●歯科医師10~20年目の男性・女性歯科医師/治療をする前に、なぜこのような口腔状態になったのかをまず考えること(2023年卒)●40代後半の男性歯科医師/う蝕処置、感染根管治療(2023年卒)●50代の女性歯科医師、30代前半の男性歯科医師/診査診断を的確に行うこと(2023年卒)
<徳島大学病院>
●40代〜50代の歯科医師/コミュニケーション方法(2023年卒)●30代後半の男性歯科医師/論文や研究に立脚した論理的な指導を受けた(2023年卒)
<九州大学病院>
●歯科医師10年目、30代後半の男性歯科医師/さまざまな材料や器具の性質に慣れること(2021年卒)●15年目の歯科医師/歯科医師としての働き方(2023年卒)●歯科医師6年目、30代前半の歯科医師/研究と臨床の兼ね合いについて(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
●40代前半の男性歯科医師/治療方針、考え方など(2023年卒)●40代の女性歯科医師/患者さんとのコミュニケーションの重要性(2023年卒)●10年目の歯科医師/患者さんへの接し方、声掛けについて(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
●40代の歯科医師/手技、注意すべきこととその理由、診療を単なる作業とせず考える癖をつけること(2023年卒)●歯科医師20年目、40代後半の女性歯科医師/保存科の専門医の先生なので、CRやインレー修復を中心とした保存治療全般や、歯内療法全般についてセミナーやシミュレーション、配当患者さんでの治療を通して学びました。特に根管治療はディスカッションを行いながら治療の流れ、ポイントを学びました(2023年卒)
<長崎大学病院>
●指導医5人(30代女性1人、50代女性1人、50代男性4人)/治療計画の立て方(2022年卒)●研修医指導専門の歯科医師7名/診療の手技からどう患者さんに接するかまで(2023年卒)●40歳以上の男性、女性歯科医師/噛み合わせの問題を重要視すること(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
●歯科医師20年目、40代後半の男性/有床義歯学の基本的なアプローチ(2020年卒)

Q. アシスト以外にどんな治療をしましたか?
<大阪大学歯学部附属病院>
●全身麻酔、保険治療(2020年卒)●義歯、クラウンセット、CR(2021年卒)●義歯新製、根管治療後補綴、レングスニング(2023年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
●アシストのみだった(2023年卒)●インレー形成、CR、レスト窩形成、義歯調整など(2023年卒)
<岡山大学病院>
●根管治療(2023年卒)●う蝕治療、根管治療、義歯(2023年卒)
<広島大学病院>
●簡単なう蝕処置、単根管の感染根管治療(2023年卒)●CR、抜歯、義歯製作、根管治療(2023年卒)●う蝕除去、CR充填、根管治療、抜歯など(2023年卒)
<徳島大学病院>
●義歯製作、根管治療、CR修復(2023年卒)●義歯調整、メンテナンス(2023年卒)
<九州大学病院>
●う蝕治療、補綴治療、抜歯、周術期管理など(2023年卒)●う蝕処置、根管治療、冠補綴治療、義歯補綴治療、抜歯(2023年卒)●パーシャルデンチャー新製、普通抜歯(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
●根管治療、義歯作成、形成、抜歯、SRP、CRなどのう蝕処置(2023年卒)●根管治療、抜歯、CR、治療計画の作成(2023年卒)●メンテナンスから水平埋伏智歯抜歯、抜髄など。同期では歯周外科をしている人もいた。その分練習は必要だが、やる気とできることを指導医にアピールすれば何でも実践させてもらえると思う(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
●マイクロスコープ下での根管治療、インレー窩洞形成、抜歯(2023年卒)●義歯不適合の義歯調整(2023年卒)●メンテナンス、CR、根管治療、義歯調整(2023年卒)
<長崎大学病院>
●抜歯や根管治療、CR充填などさまざま(2023年卒)●保存治療、補綴治療、外科治療など。麻酔や小児、矯正以外の治療は基本的に行う(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
●義歯調整(2020年卒)
Q. 研修中に意識的にやっていたこと、がんばったことは何ですか?
<大阪大学歯学部附属病院>
●患者さんへの接客態度、診療手技の取得(2023年卒)●麻酔の勉強(2020年卒)●質問すること(2021年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
●実際に患者さんに施術する前に模型などで練習するようにしていました(2023年卒)●患者さんとの接し方(2023年卒)
<岡山大学病院>
●基本的な手技と患者さんとの会話に慣れること(2023年卒)●カルテをよく見ること(2023年卒)●精一杯頑張って治療に貢献できるようにすること(2023年卒)
<広島大学病院>
●アシスト中も先生目線で治療を見る(2023年卒)●保険点数を教えてくれる先生に聞きに行って覚えること(2023年卒)●事前に治療に関する予習を行い、技術的な練習も模型を使用して行った(2023年卒)●まず自分で考えてから相談する(2023年卒)
<徳島大学病院>
●術前レポートの作成(2023年卒)
<九州大学病院>
●予習・復習、患者さんの既往歴の確認、技工物の製作(2023年卒)●フィードバックを反映させること(2023年卒)●不快感のないようにすること(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
●指導医の先生としっかりコミュニケーションを取り、治療計画を立てて診療に臨むこと(2023年卒)●指導医の治療について、疑問点は必ず質問した(2023年卒)●積極的に自験をもらうこと(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
●真似できるくらい、先生の診療をよく観察しながらアシストにつくこと(2023年卒)●シミュレーションを行って、技術の向上を目指すこと(2023年卒)●学んだことを来年度以降どう活かすか考えた(2023年卒)
<長崎大学病院>
●学んだことをまとめる、分からないことは調べる(2022年卒)●患者さんに接する態度(2023年卒)●空いた時間で手を動かすこと(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
●今後の歯科医師人生の糧となるように、基本的な手技、知識を習得すること(2020年卒)
自分で好きな科を選んで回れるところも多く見られました。将来目指す分野がある人は、そういったシステムを導入している施設を選ぶのがいいかもしれません。また、研修中はとにかく自主的に動くことを意識するのが大切なようです。
勤務時間や休日は? 制度・待遇についてレビュー
Q. 研修先で独自のルールや変わった慣例、驚いたことはありましたか?
<大阪大学歯学部附属病院>
●自己研鑽の時間があること(2020年卒)●新患の方の担当医を決めるのが研修医の仕事。治療が終わった患者さんもリコールで来院し続けるので患者数が増え、予約が取りにくくトラブルになりやすい(2023年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
●レポートを書かないといけないこと(2023年卒)
<岡山大学病院>
●4月からばんばん患者さんを担当させてくれる(2023年卒)●受付も研修医が担当すること(2023年卒)
<広島大学病院>
●意外と飲み会が多かった(2023年卒)●朝に約1時間かけてその日の患者さん全員のプレゼンを行い、治療方針の決定や確認を行うこと(2023年卒)
<徳島大学病院>
●技工が多い(2023年卒)
<九州大学病院>
●朝礼で1分間スピーチがある(2023年卒)●患者さんごとに不繊維のガウンを着替えること。技工台がひとりひとりに割り振られており、そこで昼食もとること(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
●毎朝症例カンファレンスが行われる(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
●レポートが多いこと(2023年卒)
<長崎大学病院>
●朝礼を研修医で行うこと(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
●特に独自のルールはありませんでした(2020年卒)
Q. 研修先は働きやすい環境でしたか?
<大阪大学歯学部附属病院>
はい:●休みが取りやすかった(2020年卒)●近い年代の先生が多かったため(2023年卒)有休をある程度自由に取れる(2023年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
はい:●休みがきっちり取れる(2023年卒)●16時半に診療業務が終了するから(2023年卒)
<岡山大学病院>
はい:●土日祝休みだったため(2023年卒)●有休が多いから(2023年卒)
いいえ:●午後の診療終了時間が結構遅いから(2023年卒)
<広島大学病院>
はい:●きれいな施設で、土日休み、残業等もなし(2023年卒)●食堂や売店、レストラン、カフェなどが充実しているため(2023年卒)●有休が取りやすいから(2023年卒)
<徳島大学病院>
はい:●時間の使い方に裁量が認められているため(2023年卒)●定時で帰れるため(2023年卒)●土日祝休みだから(2023年卒)
<九州大学病院>
はい:●土日完全休み。残業はほとんどない。有休など取りやすい(2023年卒)●定時で帰れない日もあるとはいえ、週休2日制でしっかり休みがあるから。同期が多く、みんな優しいから(2023年卒)●環境が整っているから(2023年卒)
どちらともいえない:●定時に帰れないことも多い
<九州歯科大学附属病院>
はい:●指導医が優しい(2020年卒)●勤務時間が長すぎることなどなく、同期もいるのでストレスなく働けた(2023年卒)●先生の指導の熱心さなどさまざまあるが、他の大学と比較すると同期が多いことが働きやすさと直結していると思う(2023年卒)●休みが取りやすく、終わる時間が早い(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
はい:●土日休みだから(2023年卒)●母校のため慣れていることもあるが、研修システムが整っており、研修係のサポートが十分に受けられたから(2023年卒)●練習できる環境が整っている。休日も多く、自分の希望通りに取れるから(2023年卒)
どちらともいえない:●休暇は取りやすいが、無駄と思えるカリキュラムもある(2023年卒)
<長崎大学病院>
はい:●人が優しい、8:45〜17:30勤務で土日祝休みのため(2023年卒)●時間外労働がほとんどないため(2023年卒)●パワハラが全くない(2023年卒)●自ら質問しやすい環境だから(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
はい:●医局内の風通しがよく、気軽に質問のできる環境だったため(2020年卒)
研修先によっては朝のカンファレンスや朝礼を日課にしているよう。研修医同士や先輩とのコミュニケーションを重視する方にとっては、いい交流の機会になりそうです。

後輩へオススメしたい? 研修を経験した先輩から伝えたいこと
Q. 働く前と後で研修先の印象に変化はありましたか?
<大阪大学歯学部附属病院>
はい:●麻酔科研修はよかったが、一般歯科はあまり学べなかった(2020年卒)●早くから診療を任されることが多くて驚いた。大学病院なのにリコールの患者さんの割合も多いことにも驚いた(2023年卒)
いいえ:●母校だったため(2021年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
はい:●先輩から話は聞いていたが、雰囲気や指導医との相性など実際に入ってみないとわからないことが多かったから(2023年卒)
いいえ:●病院実習で見ていたから(2023年卒)
<岡山大学病院>
はい:●研修医でも患者さんからの信頼を得ることができる(2023年卒)●学生にもしっかり実習させていた(2023年卒)
いいえ:●聞いていたように、実際に手を動かせたから(2023年卒)
<広島大学病院>
はい:●私立から国立大学の病院に行ったので厳しいのかと思っていたが、想像以上にアットホームだった(2023年卒)●学生のときに関わっていなかった先生たちとも関わることが増えたから(2023年卒)
いいえ:●先輩方から聞いていた通りの充実した研修内容だった(2023年卒)
<徳島大学病院>
いいえ:●臨床実習終了から半年間しか経っていなかったから(2023年卒)●臨床実習を行って慣れていたため(2023年卒)
<九州大学病院>
はい:●働く前はもっと厳しいと思っていたが、みんな優しく働きやすい環境だった(2023年卒)●思ったより大変だったから(2023年卒)●国家試験の影響で例年よりも研修医の人数が少なく、患者数が予想より多かったから。プログラムによって帰宅時間に差があるから(2023年卒)●ほとんど自発的にやらなければならないところが多かった(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
はい:●登院時より研修医に治療計画の立案や診療を任せてくださり、やりがいがありました(2023年卒)●自分が実際に治療に携わったり、歯科治療を仕事として認識するようになり見えてくること、考えることが変化したため(2023年卒)
いいえ:●学生のときと同じようにさせてもらえることが多く、熱心な指導をしてくれる先生が多い(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
はい:●かなり面倒見がよかったから(2023年卒)●学生として実習しているときとは責任感や任される仕事の幅が違うから(2023年卒)
いいえ:●臨床実習で見ていたこととあまり変わらなかった(2023年卒)●出身大学であり、臨床実習中に研修医の先輩方の姿を見てきたから(2023年卒)
<長崎大学病院>
はい:●かなり手厚く指導してもらえる(2022年卒)●診療数が少ない(2023年卒)●思ったより手を動かせること(2023年卒)
いいえ:●説明会通りの内容だったから(2023年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
いいえ:●それぞれの先生が自分の専門分野についてしっかりとした考えを持ち、それを実践されていたため(2020年卒)
Q. ご自身の研修先を後輩たちに勧めたいですか?
<大阪大学歯学部附属病院>
はい:●学びたいことを学べたから(2020年卒)●同期がたくさんできてよかった(2021年卒)●大学病院だから、オペの症例も多く勉強になる(2023年卒)
<大阪歯科大学附属病院>
はい:●自分でいろいろな診療をさせてもらえるから(2023年卒)●母校は親切だから(2023年卒)
<岡山大学病院>
はい:●たくさん治療をさせてもらえる(2023年卒)●勉強をすれば、診療でも活かすことができるから(2023年卒)
<広島大学病院>
はい:●先生方は優しく指導してくださり、他大学出身の同期も多く、みんなフレンドリー(2023年卒)●研修内容が充実しているため。大学院進学希望者が周りに多いため(2023年卒)●指導医の先生にしっかり教えていただける点と、休みも取りやすく残業がほとんどない点(2023年卒)
<徳島大学病院>
はい:●程よい忙しさがある(2023年卒)
いいえ:●田舎なので症例に偏りがある(2023年卒)
<九州大学病院>
はい:●症例数が多いから。手術や訪問診療も見学・アシストできるから(2023年卒)●ゆっくり専門的な知識を学べる(2023年卒)●同期が多くて環境がよい。患者さんを多く診たい人に勧めたい(2023年卒)
いいえ:●指導医によって患者さんの数が違うことがあり、高圧的な指導医もいるから(2023年卒)
<九州歯科大学附属病院>
はい:●積極的に処置をさせてくれて、ストレスなく働ける環境だと思います(2023年卒)●同期が多い、多くの症例に出会える、実践させてもらえる(2023年卒)●研修医として、充実した生活を送ることができているから(2023年卒)
<鹿児島大学病院>
はい:●雰囲気がよく、研修医同士サポートし合える環境があるから(2023年卒)●先生方も積極的に指導してくださり、練習できる環境も整っているから(2023年卒)●役にたつ手技を教えてもらえる(2023年卒)
いいえ:●勧めるほどではないと思った(2023年卒)
<長崎大学病院>
はい:●自分の時間も取れるし大変ではないが、きちんと教えてくれる先生方がいるから(2023年卒)●たくさんのことを学べる環境で人がいいから(2022年卒)
<福岡歯科大学医科歯科総合病院>
はい:●先生方から優しく、熱意を持って指導してもらえたため(2020年卒)
Q. これから研修医になる後輩にメッセージを!
研修先をオススメする理由には「同期が多かった、仲間ができた」という声がたくさんありました。互いに励まし合える存在を見つけることが、1年間を乗り切るためのカギなのかもしれません。
全国の臨床研修レビューはいかがでしたか? BRUSHでは、今後も歯科医師臨床研修マッチングを応援する記事を制作していきます。どうぞお楽しみに!
イラスト/マコカワイ 文/編集部
【歯科医師臨床研修マッチングプログラム】先輩歯科医師の大学臨床研修施設“本気”レビューの記事一覧
- #1 忙しすぎて覚悟が必要!? 北海道・東北・中部の大学臨床研修施設をレビュー
- #2 いい意味でゆるい環境!? 関東の大学臨床研修施設をレビュー
- #3 毎朝スピーチがある!? 関西・中国・四国・九州の大学臨床研修施設をレビュー