
国家試験が終わって数日。
大学を入学してからずっとこの日を待ち侘びていました。
なんといっても進級率が低いということ。
なぜ低いのかは分かりません。
しかし、やるべきことをひとつひとつクリアしていくしていけばまっすぐ進むことができると知りました。
そして国家試験に合格することを大きな目標にするのは言うまでもないですが、私たちにとって「卒業」することも大きな目標です。
むしろそれを達成することが第一目標になってしまいます。
成績の良い子はそこは見据えてはないと思いますが、卒業が国家試験直前に決まるなど対策が少なく大変な思いをする子もいます。
そのような感じで迎えた本番。
緊張の一瞬。
しかし、思ったより緊張しませんでした。なにか吹っ切れたような。
「やるしかない」
の一心でした。
次のブログで国家試験のスケジュール等を公開予定ですが、耐えられるかが鍵を握るような感じがしました。
A問題を解くにあたり、まず1番から20番までの必修問題を乗り越えなくてはなりません。取れる問題をしっかり取っていく必要があります。
必修問題はなんとか?と思いながら続く21番以降に続き、解いてて思ったことがひとつだけ。
「やばい。これは解けた気がしない。」
時間も目一杯かかり、見直しも少ししか出来ませんでした。
今思うと緊張しすぎて自分でも何考えているか分からなくなったが故、吹っ切れたように錯覚していたと思います。
実力不足もそうですが、試験特有の独特な空気感。やはりあったのかもしれません。
午前Aブロックが終わり、あえて外に散歩しに行きました。A問題を気にせずにいこうと臨んだBブロック。
先程と異なり、スラスラ解けました。感覚も違いました。
この調子で2日目もいこう!
そう決意をしてその場を後にしました。
その日の自己採点はせずに、2日目の勉強をしようと思いましたが、なかなか集中できず22時に就寝。
迎えた翌日。
今日で全て終わらせようと意気込み会場入。
Cブロックはさほど難しくなく、Bブロックと同じ感覚でした。
いつも通りに最後までやり切ると決意してDブロック。
これもまた難しく。Aブロックほどではなかったですが辛く思いました。全く分からないわけではないんです。答えを絞りきれない。理解不足な点があったなと。
悔しかったです。
Dブロック終了後の感想もひとつでした。
「もう受けたくない」
これに尽きます。
いまひとことで表せと言われてもそれです。
6年間はとても大切なかけがえのない時間でした。
お前は無理だと言われた2年生。
辛い思いをしたこともありましたが、ここまでこれました。
正直、奇跡的なことの連続でもありました。
試験終わりに両親にそれぞれ電話をしました。
「ここまでよく頑張ったね」と言われ、今までの想いが込み上げるものがありました。
本気で取り組んだ6年と、試験終わりの青空は一生忘れないと思います。
少し長くなりましたので、次の記事にしたいと思います。