社会保険（＝社保）は民間の保険よりも手厚い内容で、“もしもの時の備えができる”ことが最大のメリットです。
具体的には以下のメリットが挙げられます。
・将来受け取る年金額が増える
・社会保険料の半分を雇用主（歯科医院）が支払ってくれる
・様々な手当（傷病手当金・出産手当金など、一定期間働けない場合に生活保障として支給される保険給付）を受け取れる
このように社会保険に加入することは、健康や生活を守るという意味でも大きなメリットがありますが、必ずしも社保完備の歯科医院でなければダメというわけではありません。
社会保険の適用は、すべての歯科医院に義務付けられているわけではなく、「社会保険の適用を受けてない歯科医院はマズイ」というのは誤解です。
また、社保完備の歯科医院であっても健康保険と厚生年金は原則として、雇用主と労働者で半額ずつ保険料を負担します。
「社保完備の職場なら保険料の自己負担はなし！」ということはありませんので注意しましょう。
