
職場の人間関係を円満に「愛され新人の7ヶ条」
春から歯科衛生士1年生 ! 新しい環境が楽しみな一方で、職場でうまくやっていけるかな…と不安な方もいるでしょう。ここでは、人間関係がうまくいくための7ヶ条をご紹介します。
目次
職場の人間関係を円満に「愛され新人の7ヶ条」
1.あいさつは自分から元気よく
あいさつは誰かから「されるのを待つ」のではなく、「まず自分からする」ように心がけましょう。ポイントは相手の顔を見て笑顔で。初出勤の日には、「おはようございます。今日からお世話になります〇〇と申します。よろしくお願いします」とあいさつすると、顔や名前を覚えてもらいやすくなります。
2.「ありがとう」「すみません」は素直に
何かしてもらったら「ありがとうございます」、指摘や注意を受けたら「すみません(申し訳ありません)」を忘れないようにしましょう。コツは「すぐに」伝えること。言われたことに対して疑問や補足があっても、「でも…」が先に出るのはNG。アドバイスを謙虚に聞き入れられる人は、きっと成長も早いはずです。
3.時間厳守は社会人の基本!
学生までは、遅刻をしても自分だけの問題でした。しかし社会人になると、仕事の先には必ず相手がいます。時間を守らないと、患者さんや職場に迷惑をかけてしまうことに。たった1、2分でも遅刻は厳禁。「相手を待たせることは、相手の時間を奪っているということ」を意識しながら、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
4.ウワサや陰口は笑顔で回避
ウワサや陰口には、「参加しない」が正解です。うっかり「そうですね…」とうなずいてしまうと、いつの間にか一緒になって悪口を言ったと誤解されてしまうことも。もし悪口が始まったらさりげなくその場を離れるとよいでしょう。「〇〇さんはどう思う?」と他の人から振られたら、「わからないです」と笑顔で答えるのがオススメです。
5.聞き上手になる
コミュニケーションを取ろうと思うと、何を話すかに気を取られがち。でも、より大切なのは相手の話を聞くことなんです。自分の話ばかりしてしまう、人の話題をいつの間にか自分のものにしてしまう、そんな心当たりがあったら気をつけて。相手の話に耳を傾けて、あいづちを打つことなどを意識してみると「ちゃんと話を聞いてくれているな」と好印象を持ってもらえるでしょう。
6.ホウ・レン・ソウはすみやかに
仕事は一人ではなく、チームで行うもの。だからホウ(報)・レン(連)・ソウ(相)が欠かせません。日々の仕事の状況、そして言われたことや頼まれたことについて報告するのはもちろん、何か困ったことがあった場合はすみやかに伝えましょう。こまめにホウレンソウをしておけばミスを未然に防げますし、もし間違っていた場合も早めに軌道修正できます。
ホウ・レン・ソウって?
仕事をスムーズに進めるために守るべき社会人の心得のこと。報告は「仕事の状況を知らせる」。連絡は「情報を知らせる」。相談は「他の人に意見を求める、話し合う」という意味です。
7.他の人の仕事も意識する
あなたがやっている仕事は、前後で他の人の仕事とつながっています。仕事の全体像が見えていないと、頑張る方向性を間違えてしまうことも。慣れないうちは自分のことだけで精一杯かもしれませんが、周りに目を向けてみると、医院や患者さんのためによりよい仕事ができるようになります。
覚えておくとGOOD! 愛されひとこと
●院長や先輩に報告するとき
今お時間よろしいですか?
●歓談中の院長や先輩に電話や来客を取り次ぐとき
お話中失礼します
●手が空いたとき
何かお手伝いできることはありますか?
●院外に出かけるとき
◎◎に行ってきます
●院内に戻ってきたとき
ただいま戻りました
●他のスタッフより先に帰るとき
お先に失礼します
●他のスタッフが帰るとき
お疲れ様です
まとめ
歯科衛生士の職場選びの最大の関心事項の一つである、人間関係。
相手のある話ではありますが、
皆さんが仕事に集中できる環境で毎日気持ちよく過ごせるよう、
*こちらは、2024年1月発行「就活BOOKクオキャリア春号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。
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