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基礎的な勉強が大事な5年生。6年生は卒試対策をすれば大丈夫! 歯学部コミュ

基礎的な勉強が大事な5年生。6年生は卒試対策をすれば大丈夫!

新年度、準備は大丈夫? 予備校講師が教える学年別の歯学部勉強アドバイス #3

4月に入り、新年度がはじまりましたね。

新学年、新しくはじまる授業について不安はありませんか?

そこで今回の特集では、歯科国試塾ブループリントの宇梶疋准先先生に、各学年でどのようなことを学び、どのように勉強すべきなのかなどを、歯学部生エディターズが聞いてきました。

第3回は5~6年生です。臨床研修が忙しくなるけれど、国試対策もはじめなければいけない…。何を重視すればよいのでしょうか?

宇梶疋准先生

歯科国試塾ブループリント

宇梶疋准先生

東京外国語大学外国語学部卒後、一年間のサラリーマン生活を経て東京歯科大学へ編入。学生時代から歯科系SNSワンディー株式会社にて勤務し、1D歯科用語集やニュース記事の編集、海外論文の翻訳、国家試験対策セミナーの運営に携わった。現在は歯科国試塾ブループリントの代表として、多くの受験生をサポートしている。
YouTube「The So-jun Ukaji’s channel」
宇梶疋准先生のInstagram

東京外国語大学外国語学部卒後、一年間のサラリーマン生活を経て東京歯科大学へ編入。学生時代から歯科系SNSワンディー株式会社にて勤務し、1D歯科用語集やニュース記事の編集、海外論文の翻訳、国家試験対策セミナーの運営に携わった。現在は歯科国試塾ブループリントの代表として、多くの受験生をサポートしている。
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宇梶疋准先生のInstagram

Yusukeさん

鶴見大学2年生

Yusukeさん

かすみさん

日本大学松戸4年生

かすみさん

Aさん

浪人生

Aさん

5年生で学ぶこと&勉強アドバイス

・私立は春から、国立は秋から臨床研修がはじまる。

・国立のよいところは卒業試験がないか、あっても受かる確率が高いこと。国試に集中できる。

研修が忙しくても勉強を!

臨床研修が忙しくなります。忙しくて大変なのはわかりますが、「一週間机に向かわなかった」というのはダメです。実習も大切ですが、「成績は試験で決まる」ということを忘れず、机に向かう習慣を続けましょう。

Yusukeさん
Yusukeさん
忙しくても勉強する習慣を続けていかなくてはいけないんですね。

基礎的な勉強を済ませておく

ここで大切なのは、5年生のうちに基礎的な勉強をしておくことです。5年生のうちに、自分が理解できていないことをピックアップしておくと、6年生のときに何を集中して聞くべきかがわかり、スタートダッシュをきれます。「わかっていないことを、わかっていることが大切です」。

Aさん
Aさん
基礎的な勉強は5年生の4月からやっておくべきですよね。卒試の過去問も5年生のうちに見ておけばよかったなと思いました。

6年生で学ぶこと&勉強アドバイス

・国立と私立で大きく分かれる。

・国立は自由な時間が多いので、自分なりに模試と国試の勉強を進めていく。

・私立は授業や試験などで忙しい。

最新の情報を学ぶ

大学によってスケジュールは異なりますが、共通しているのが、6年生で新しく勉強することがあること。摂食嚥下なら新しい検査法、矯正なら最新の歯科材料など、教科書で新しく入った項目を学びます。そのため、5年生のうちに基礎的な勉強を済ませておけば、新しい情報を入れる余裕ができます。

国試より卒試を優先!

よく、卒業試験と国試のどちらに比重を置くべきか悩む学生がいますが、国試よりも卒試を優先しましょう。卒試のほうが難しいので、卒試を余裕でこなせるようになると国試は受かります。国試の対策だけをしていると、どうしても穴が開いてしまいます。

「卒試と国試で出る内容が少し違うのでは?」と不安になる学生もいますが、その確率は100問あるうち、せいぜい10問以下だと思います。それを心配するよりも、残りの9割を解けるようになっておくべきです。

かすみさん
かすみさん
卒試と国試、どっちを優先すべきか悩んでいたので安心しました!

歯学部生エディターズから質問

Q.「国試の過去問を3回解いたら受かる」という意見がありますがどうですか?

その考え方だと、3回解くことが目標になってしまいます。回数ではなく、内容を理解することが大切です。

浪人生から質問

Q.私は予備校に通う予定ですが、どのように勉強すべきでしょうか?

インプットとアウトプットを両立しましょう。インプットは自分でわからないところをまとめること。アウトプットは問題を解くこと。

ここで陥りがちなのが国試の過去問ばかり解くこと。同じ問題を違う角度から聞かれたときにも解けるようにしておくべきなので、国試だけでなく、なるべく多くの問題を解くようにしましょう。

私がおすすめなのは、4~5月にCBTの問題集を解ききることです。そして6~7月に過去の模試を3~4年分くらい解ききること。これらを勉強することでほんとうに基礎的なことで、自分が理解できていないことを見つけられるからです。

多くの予備校ではかなり細かいことまで学びますが、ほんとうに大切なことは限られています。その見極め方は「CBTまでに習ったかどうか」です。CBTまでに習ったことを優先して勉強しましょう。

5年生のうちに、基礎的な勉強をしっかり行って、6年生では国試の前に卒試対策に集中する。

学年別歯学部勉強アドバイスはいかがでしたか? BRUSHでは、今後も歯学部生のみなさんを応援しています!

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