“プロ集団”の中で こだわりを深めていく

大学卒業後は大学病院でデンチャーを専門に勉強し、並行して一般歯科医院にも勤務していました。そこでは中年層の治療や介護施設での高齢の方の口腔ケアに携わったのですが、そういった年齢になると口内環境が悪くなっている方がすごく多くて。どうすれば根本的に解決できるのかを考えるうちに、「一生涯の健康をつくるためには“はじめ”が肝心だ」と思い至ったんです。そんな考えから小児歯科専門医院で十数年間働いた後、これまで身につけた自分の力を試してみたいと思い、規模の大きい当院に転職しました。

入職してからは矯正や口腔外科など各分野の専門医が持つ知識に触れられ、とても勉強になっています。また当院は歯科衛生士や歯科助手のスキルがとても高くて。小児歯科は1秒2秒のロスでお子さんの気分が変わることがあるため、まさにスピードが勝負です。アシストの方がそこを理解して、器具の渡し方やバキュームの使い方をドクターの個性に合わせて工夫し、スムーズにサポートしてくれるところはさすがだと思います。

大学病院にもひけをとらない設備を備えた高水準の環境でありながら、スタッフはみんなにこやかでアットホームな雰囲気。それも、理事長の人柄あってのものです。理事長はスタッフ一人ひとりをしっかりと見ていて、それぞれが得意分野を伸ばして仕事のやりがいや楽しさを感じられるように導いてくれるんです。また、とても勉強熱心で外部セミナーに誘ってくれることも多く、それをきっかけに向上心や知識への欲求が刺激されたりしますね。

新人のうちは、とにかく場数を踏むことが大事。さまざまな分野の治療に触れて知識と技術の幅を広げていきながら、自分のやりたいことを見つけていく時期です。当院は赤ちゃんから高齢の方までいろんな年齢の患者さんが訪れ、症例も豊富。毎日の診療の中で着実に経験を積むことができ、自然と適性を見いだせる環境です。また、プロ意識の高いメンバーに囲まれているので、歯科医師としての考え方も養えますよ。当院で一緒に、一段上の歯科医師を目指していきましょう。