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私にとっての医院運営は“人をつくる教育だった”
  • 設立 2007年
  • DDS歴 21年目

医療法人社団一六三会 高津デンタルクリニック163

私にとっての医院運営は“人をつくる教育だった”

神奈川県の歯科医院「医療法人社団一六三会 高津デンタルクリニック163」理事長 山井 裕生先生のインタビュー記事です。キャリアストーリーや働きやすさについても掲載しています。
理事長 山井 裕生
理事長 山井 裕生

医療法人社団一六三会 高津デンタルクリニック163

理事長 山井 裕生 先生

日本歯科大学卒

出身地:神奈川県/資格・所属学会:日本歯周病学会、日本口腔インプラント学会、日本歯科保存学会、日本小児歯科学会/オススメの勉強法:スタディグループへ参加し、知識・経験を得て人とつながること

私が当院を開業したのは、歯科医師になって4年が経った頃。とはいえ、高い志があって開業したわけではありません。大学卒業後はいくつかの医院に勤めましたが、どこも長続きせず、「雇われて嫌なことがあるなら、自分でやろう」という理由で踏み出したんです。今思えば、勘違いして自信過剰になっていました。経営知識もないまま始めたので、当然売上も上がらず現状維持がやっと。開業して10年間はほぼ赤字の状態で、スタッフの入れ替わりも激しく、とても良い職場環境とは言えなかったと思います。そんな状況を変えるために、MID‐Gというスタディグループで勉強し始めました。集患の仕方や財務分析、人事評価などを学んで実践し続けたところ、3年で医院規模が約2.5倍にまで拡大。短期間で急成長できたことに、「今まで何もしていなかったんだな」と痛感しました。

開院11年目で初めて歯科医師を採用したときは、教育の重要性にも気づかされました。技術でも何でも、自分自身がきちんとできなければ相手に教えられないし、アウトプットすることで初めて自分の中に知識として染み込むのを感じたんです。それからは「教わった人がほかの人に教え、次の世代を育てていく」という体制を整えました。また、休診にして講師を招くセミナーを行ったり、外部研修費の9割を負担したりと、学ぶ機会も得やすいようにしています。スタッフ教育費は年間500万円以上。院長仲間からよく驚かれますよ(笑)。さらに人間性を磨くことも重視し、私自身もコーチングを学んで、その経験をスタッフの育成に生かしています。高いスキルを身につけてもらうことはもちろんですが、“人をつくる”という意識で、指導を行っています。

普通は大学を出て臨床や学術を学び、数年キャリアを積んで開業するものですが、私は真逆の道を進んできました。この年齢になって勉強する楽しさを知り、着実に自分が前進しているのを実感することも。遠回りをしてきたからこそできるアドバイスもたくさんあると思うので、惜しみなく伝えていきたいです。今後の目標は、患者さん、スタッフ、クリニック、社会のすべてが利益を享受できる“四方良し”の医院をつくること。この理念に共感できる人と仕事をしてお互いを高め合い、みんなで幸せになっていきたいです。

PICK UP!
働きやすさ

勤務時間は平日18時、土曜は16時半まで。シフトは固定のため予定も組みやすく、時短勤務で育児中のメンバーもいます。

  • CHECK!

    CT、マイクロスコープ、セファロ、光学印象など主要な機器を完備。最新設備に触れ、常にスキルアップできる環境です。

HISTORY
開業まで経歴

  1. 学生時代

    中学生の頃になりたかったのは、歯科医師、自衛隊、SP。手先の器用さを生かせると思い、今の仕事を選びました。

  2. 開業するまで

    勤務医として4年間働き、29歳で経営知識ゼロの状態で開業。「経験した=できる」と考えていたので、不安はありませんでした。

  3. 開業後

    自転車操業を繰り返し、約10年間はほぼ赤字。スタディグループで経営を一から学び、医院の規模を2.5倍にまで成長させました。

医院情報

医療法人社団一六三会

  • 高津デンタルクリニック163神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル2F・3F
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