理想的な環境に出会えたから歯科医師を続けようと思えた

東京都の歯科医院「医療法人社団弘進会宮田歯科三田診療所」に勤める菊池俊汰先生のインタビュー記事です。キャリアストーリーや働きやすさについても掲載しています。

医療法人社団弘進会宮田歯科三田診療所

歯科医師菊池俊汰先生

明海大学卒

出身地：岩手県／DDSを志したきっかけ：歯科医師兼アーティストとして活躍している人達に憧れていたから／趣味：楽曲制作／座右の銘：生きてるだけでまるもうけ、目の前の患者さん皆親兄弟

正直、初めは歯科医院に就職するつもりはありませんでした。学生時代もずっと音楽の道へ進みたい想いがあり、卒業後は音楽に専念しようと思っていたんです。そんな私が「ここでなら働きたい」と思えたのが、研修でお世話になった当院でした。予約枠は一人あたり1時間。時間に追われ、治療するだけで終了、ということがありません。図を描きながらじっくり治療について話すことができ、患者さんの口内環境への意識を向上させる役割も果たせる。まさに理想的な環境でした。

また、質の高い治療をするための教育体制も充実しています。それぞれ専門性を持つ歯科医師が3名在籍しているので、ひとつの症例に対するアプローチを三通り教わることもあります。経験が浅いうちは、その日に担当する治療の計画を分単位で作成。事前に所要時間や手順をチェックしてもらって診療に入り、後で丁寧なフィードバックを受けます。万全のサポートがあるので、自信のないまま患者さんを担当することはないし、不安な気持ちで帰すこともありません。私は常に患者さんを家族だと考えて治療にあたっていますが、もし本当に親や兄弟を治療するときも、同じ方針で処置をするはず。どんなときもベストな治療を追求できるこの環境に感謝しています。

一方で、プライベートを豊かに過ごしているドクターが多いのも当院の特徴。入職前に理事長から「仕事はもちろん、人生を共に楽しんでいこう」と言ってもらったのが職場選びの決め手になったのですが、「この人についていこう」という選択は正しかったと今も思います。仕事も勉強も大事だけれど、人生は仕事のためだけのものではない、というのが私の考え。そういった考えに理解のある職場なので、今も並行して音楽活動を続けることができています。私は今後も、当院で目の前の患者さんを大切にした治療を続けるつもりです。何事も継続が一番難しいからこそ、ベストな治療を提供し続けられる自分でありたいと願っています。